意識を変えて願いを叶える 実践方法 1
ジョセフマーフィー 成功哲学を実践してい本当に上手くいく人は、一説によると5%程度だと言われています
潜在意識には大量のデータが既にインプットされている、それを徹底して浄化する必要がある
という観点からのアプローチが決定的に重要だという話
その中身は過去のマインドの蓄積なわけです
英語では潜在意識をサブコンシャス・マインド(subconscious mind)と呼んでいます。
つまりその日本語訳では、潜在意識の意識の単語は、英語ではマインドなわけです
でも、意識とマインドは本来は完全に別物です
マインドを意識と翻訳してしまったことで、無意識下のマインドに蓄積されている
感覚・感情・思考パターンの歪みが、その人の心理特性として
その人の人生に根深く影響している、という重要な洞察が
とりわけ日本の成功哲学の世界では、かなりスルーされてしまったのです
実は、瞑想やヒーリングの世界でも、そんな無意識下のマインドの厄介な問題へのアプローチが、軽視されていることが非常に多いように思えます
だから僕などは、心理療法の重要性を強く主張しているのですが
感覚の変容の重要性
野口整体で知られる野口晴哉先生も
念ずれば現ず
と言われています
イメージするのではなくて
まずは願いが叶ったという感覚になることが大事
例えば自分の好みの女性と付き合いたいと思ったら
一緒に武術の練習をするイメージや
一緒に食事をしたり
付き合う女性は穏やかだと思ったり
今度はどこに遊びに行こうかななどと実際に思って
キリスト教がバックグラウンドとして関係してる
神を潜在意識に置き換えても構わないと語っていて
イメージの潜在意識へのインプットというより
まずは日常的に習慣化した感覚にフォーカスして
その感覚の変容を前提として、そこからイメージへと繋げる
というプロセスが、実際には重要になるわけです
何かの本の中でマーフィーは、結婚願望のある女性に対して既に結構指輪をしている
という前提で、その架空の指輪を日々実感するようにアドバイスしていました
またイメージを重視しているアドバイスのケースでも実際には、マーフィーが「感じる」ことにウエイトを置いていることがわかります
イメージ以前に感覚にフォーカスすることが大切であり
感覚の変容が自然な形でのイメージを生み出して
それが自然に潜在意識にインプットされる、というプロセスに繋がるわけです
自分本来のパワーを取り戻すには、具体的に何をどうすれば良いのか?
まず何であれ願望をイメージする際には、五感をフルに活用するのが理想的です
具体例には、実際の感覚にフォーカスするのではなく、「この願望が実現した時に何を感じるか」という想定の下に、理想的な感覚を感じるようにしてみるのです
感覚の変容の重要性
純に社会的な成功者になるのは、人によってはとても簡単です。
でも、いろいろ現実的にも心理的にも難しい問題を抱えていて、先が見えない人生を過ごしている人ほど、何か決定的なアプローチが必要です
誰の人生にも、きっと運気の流れに由来する、物事がスムーズに行く時期と、困難を抱え込みがちな時期とがあります
稀には一生涯にわたり何の悩みもない人生を送れる人もいるかもしれないですが、そんな人はかなり稀です
まず最初に指摘しておきたいのは、潜在意識に重きを置くのではなく、意識に重きを置くことが大切だということです
アメリカから入ってきた成功哲学の教えでは、日本語訳の潜在意識の元の英語は
サブコンシャス ・マインド(subconscious mind)になっています
ジョセフ・マーフィーの本などを読むと、潜在意識とは、宇宙を創造した絶対唯一の神と同等な形で扱われています
例えば、仮に以下のような悩みを抱えてるとします。
・お金の不安がある
・体に慢性的不調がある
・漠然とした将来への不安がある
・家庭や職場の人間関係が何かと大変
・自分に劣等感があり自信が持てない
・人から避けられてる気がする
・物事が上手く行きそうになる時に決まって邪魔が入る
・自分が何かとエネルギー不足だと感じる
・社会から正当に評価されてないと感じる
・理想の相手に恵まれない
・怒りの感情に振り回される
・慢性的に鬱状態になっている
などなど、直ぐに思い付くことを列挙したのですが、何か一つぐらいは自分にも当てはまる、という人は多いのでないかと思います
この中には、過去に成功哲学を実践したけれども、全く上手く行かなかった、という人もいるかもしれません
僕も成功哲学の実践が全く上手くいかなかった一人です
潜在意識に願望をインプットしても、深いマインドの負のパターン自体は何も変わりません
その結果、仮に願望自体は見事に実現したとしても、それが真の意味での自己実現と言えるかどうかは疑問なのです
何を実現するかという 以前に、深いレベルでのマインドの変容が、大多数の人にとっては何かしら重要です
そこでまず 重要なのが、感覚レベルでのマインドの変容です
・お金の不安がある
十分なお金があったら買いたいものや行きたい場所を想像してみて
その想像がすでに実現しているという想定で、その時の感覚に可能な限り意識をフォーカスして、その歓ばしい感覚を感じてみる
・体に慢性的不調がある
不調を感じ始めた最初の頃のことを思い出し、もし何か不調の原因になっている
マインドのパターンに気づいたら、その時点に遡って
反対にエネルギーに満ちた健康な自分の身体感覚に
フォーカスして、それを深く感じてみる
マインドのパターンに特に気づかなければ
その不調な身体部位を意識をフォーカスしながら
そこに健康で気持ちの良い感覚を再現するようにしてみる
・漠然とした将来への不安がある
漠然とながらでも、何か特定のことが上手くいって願望実現してる状態を
想定して、その時の喜びに満ちた感覚を、未来を先取りするようにクリアに感じてみる
・家庭や職場の人間関係が何かと大変
そんな時に、自己否定に走りがちな様々な場面での感覚や
それに伴う負の自己イメージに気づいたら
それを自信に満ちた場面での感覚に置き換えるように
そんな別な感覚に深くフォーカスしていく
・自分に劣等感があり自信が持てない
劣等感と関連している特定の身体部位があれば
そこに意識をフォーカスして、そこに純白の光を意識しながら
そこで別な心地よい感覚を感じたり
劣等感に伴う人間関係の何らかの場面を意識しながら
それとは異なる好ましい感覚にフォーカスして、その感覚に深く入っていく
・人から避けられてる気がする
避けられていると感じる時の身体感覚を想起して
その時の相手に対するイメージを、別な光に満ちたイメージに置き換えて
その際の感覚を深く感じてみる
あおよそ、こんな感じで意識のワークをスタートするのですが、それぞれ、あくまで例えばこんな感じという簡単な説明です
でも、とりあえず何に意識をフォーカスするかの重要なポイントは、漠然とながらも理解できたと思います
実際には、上記のような意識のワークを効果的に進めるための、他の様々な工夫があります
いきなり上記のような意識のワークを実践するのではなく
なるべく瞑想的な状態に入ってから、感覚の変容が可能になりやすい
意識状態を整えた上で、意識のワークを実践する
というのが重要なポイントの一つです
それから、光のイメージを工夫する、特定の真言(マントラ)
などを、特定の意図の下でとなえる
宗教的シンボルのイメージを工夫して取り入れる
などなど幾つか重要なテクがあります
特に上記のような問題に向けて働きかけるのではなく
直接的に叶えたい願望の方にフォーカスした
イメージと感覚を工夫することも
瞑想や光のイメージ
マントラなどと組み合わせることで
より効果的な意識のワークとして可能です
何に対して何のマントラを使うか?というよりも
どのような場面やタイミングで、どのような形でマントラを活用するか?
なのです
決定的に違ってくるのは、無意識下のマインドの浄化が、格段に深まることです
それも、ただマインド(心)の浄化が促進されるだけではなくて
それが様々な自己実現に直結されるようになります