現代社会において 「今ここにいる」 ことは何が妨げ、どのように達成できるのか? フーマン系統の瞑想
現代社会において「今ここにいる」という状態を妨げる要因、およびその達成方法について解説します。
1. 現代社会において「今ここにいる」ことを妨げるもの
現代社会には、意識を現在(今ここ)に集中させることを困難にする要因が多すぎます
• 過剰な情報と妨害物
◦ 情報が多すぎる。
◦ 今ここに意識を置こうとしても、それを妨げるものが余りに多すぎる。
• ストレス
◦ 現代社会はストレスが非常に多い社会である。
• 意識の分散
◦ 上記のような状態(ストレスや情報過多)でいると、意識は「今ここ」にあるどころか、常に過去や未来に意識が向いてしまう。
その結果、「静かに今ここにいようとしたとしても、もう色々なものが(意識に)戻ってきてしまい、その状態を維持することが難しいです。
2. 「今ここにいる」状態を達成する方法
単に「今ここに意識を置けば良い」という主張は存在するものの、真にそれを達成するには相応の努力と、苦痛との直面が必要です。
A. 表面的な対処や回避の限界
スピリチュアルな分野などで語られる「お気楽なアプローチ」や
苦痛を避けるだけでは、根本的な覚醒や「今ここにいる」状態の確立は難しいです。
• 「今ここに置く」だけでは不十分な可能性
「瞑想とか特殊な行など必要ない。ただ自分の意識を今ここに置いておけば大丈夫だ」という主張はありますが、瞑想や行を一切やらないでその状態(今ここに意識がある状態)に常にとどまれるかというと私は懐疑的です。
「今ここにいる」ことができていると思い込んでいる、錯覚しているだけの人もかなりいるように見えます。
• 苦痛・困難の回避の否定
瞑想や行をしっかり行うと、様々なもの(苦痛や悩みによる痛み)
が浮上してきますが、それを見ないで避けているだけでは覚醒や目覚めは生じない。
B. 行や瞑想、苦痛への直面を通じた達成
今ここにいる
という状態は、修養を通じて意識的に達成していくものですが
これは意識の奥深い部分にアプローチするためには、苦痛が下地と
して必要であるという原則に基づいています。
ただし自然にこれを達成する場合もありますから、一概にそうでなければならない、というものではありません。
• 修養による確実化
私は、色々と行なり瞑想なりやってきた上で、意識を過去も未来にも向かわず今に置いておくことで、「本来の自分である」という状態が徐々に確定してきました。
しかし、瞑想や行といった修養を一切やらないでその状態を維持できるかというと、それは難しいと思います。
• 直面と離脱
修養を行う中で浮上する苦痛や悩みに対して、直面することが「今ここにいる」状態の達成、すなわち迷妄からの離脱や覚醒に繋がります。
3. アプローチのバランス
「今ここにいる」状態を達成するための修養の程度は、個人の状態によってバランスをとることが重要です。
• 深刻になりすぎる人に対しては、少しお気楽にいるという意識の状態も大事です。
• しかし、ゆるすぎる場合には、ある程度きつく行う(修養する)ということも大事です。
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